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2018/07/05

Perfecta編集部

競輪ドキュメント第4回/鈴木奈央(静岡110期)

競輪ドキュメント第4回/鈴木奈央(静岡110期)

競輪学校

現在よりも両立が難しかったと、鈴木は振り返る。強化指定選手ということもあり、在校中でも競技の大会や合宿への参加が許されていた。
「1週間くらい競技の大会や合宿に出て、競輪学校に戻ってくると朝練習とか本当にキツくて。タイミング悪く、いきなり測定とかあってもタイムが出ない。校長先生(滝澤正光)のT教場というクラスも何回かやめさせられたくらいだったんですよ(苦笑)」
当然、規則も厳しいもので、心が折れることも多かった。
「髪型……あんなに短くしたのは人生で初めてでした。競輪学校が地元の静岡じゃなかったら、そもそも入学することもためらったはずです」
それでも、練習環境と同期に恵まれていたことには心から感謝している。
「まず女子が20人以上も集まって練習できることなんてないですからね。切磋琢磨して少しずつ成長を実感しました。あとはみんな優しかった、私が競技の大会や合宿で抜けている時の授業のノートも全部取ってくれていたんです。大会へ行く前には“頑張っておいで!”って、お菓子をくれたり。特に仲が良かったのは高校時代から自転車競技で知っていた坂本さん(咲=神奈川110期・引退)と大谷杏奈(愛知110期)、お姉さん的存在だったのが蓑田さん(真璃=千葉110期)と里美さん(中嶋=愛知110期)でした。寧々さん(宮地=岐阜110期)も半年くらい同部屋だったんですよ。寧々さんは何事にも熱心で、朝練も欠かさずに出ていました。だから、毎朝、寧々さんの目覚まし時計で起こされ……起きていたんですよね(笑)」

デビュー

2016年7月2日、地元・静岡の開催で鈴木はデビュー。成績は4着・1着・3着で初勝利も挙げたが、その次の平塚開催で初優勝(3着・3着・1着)したことの方が印象深いそうだ。
「まさか優勝できるとは(苦笑)。競輪学校とT教場の教えもあったので先行しようと思っていたけれども、展開もあって捲り追い込みに。競技経験で捲り方、追走してどこから車間を切ったら間に合うという感覚があったからこそ初優勝できたんじゃないかなって」

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